
今回はバイナリーオプションの勝率と人間心理の現実について解説します。
バイナリーオプションにメンタルは必要?
バイナリーオプションは、あるポイントから上か下かを当てて配当金を受け取るデリバティブです。
FX取引とは異なり、利食いや損切りを自分で決めて行うわけではないので、精神的な負担は明らかに軽いのは言うまでもありません。
しかも、上か下かを狙うわけですから、ランダムにエントリーした場合は勝率は5割に収束します。
しかしこれはエントリー根拠になんのバイアスもかけなかった場合であり、人間は迷った挙句間違った選択をするという特性があります。
そのため機械的にエントリーを決定するのでなくて何らかの裁量が挟まるのであれば勝率は50%を切る事は間違いないです。

このようになるのを防ぐために、自分のルールに則った取引が出来るようになるために必要なのがメンタルです。
裁量の無い取引の方が負担は小さい
前述したようにバイナリーオプションは、決済注文を入れる必要がありません。
しかし、いつ購入するかは自分で決める必要があるのですが、これを裁量の入らないルールにすることで、精神的な負担を減らすことが出来ます。
裁量が入るとどうしても「自分の判断が悪かったんだ」と、自分自身を責めてしまいがちです。
しかし、ルールをシステムにすれば、精神的な負担はそこまで大きくありません。
100%勝てる手法が無い以上は、ある程度負けが続くことを受け入れる必要があります。まずはこれが出来るかどうかで、その後利益が出せるかどうかが決まってくると言っても良いのです。
短期的な負けを受け入れて、長期的には自分が勝つ事を信じて淡々取引できる。
これがメンタルの備わったトレーダーと言えるでしょう。

しかし、常に意識していれば少しずつ変化していきます。
バイナリーの技術も長期的な目線で頑張りましょう!