今回の記事では、バイナリーオプションにおけるペイアウト倍率とその重要性について解説します。
ペイアウト倍率とは?
バイナリーオプションの取引では、払戻金がいくら支払われるかを決める際に証券会社やその取引内容によって決まっている「ペイアウト倍率」を基準にして金額が支払われます。
「ペイアウト倍率」とは、投資した額に対する配当の倍率です。
予想する取引内容が難しいほどペイアウト倍率は高くなる傾向にあります。競馬や競輪などのオッズの倍率のようなものと思って下さい。
例えば、ペイアウト倍率2倍のバイナリーオプションのチケットを1,000円で購入し、予想が当たれば2,000円の払戻金が支払われます。
1.8倍のペイアウト倍率のチケットならば、同じ1,000円で購入しても払戻金は1,800円です。
ペイアウト倍率の高い取引で予想が当たれば短時間で大きな利益を得る事もできます。
バイナリーオプションで稼ぐためにはペイアウト倍はとても重要なポイントですので、ペイアウト倍の高い証券会社や取引内容をチェックしておくことは、大切なことです。
ペイアウト倍率は常に意識しておくべき
バイナリーオプションのペイアウト倍率は常に意識しておくべきです。
ペイアウト倍率は、いわゆる参加費といったエントリーコストとも言えるので、勝てば必ず差し引かれるものです。
ギャンブルやマネーゲームの類には必ずこのようなコストが発生します。
参加した時点で既にコストが発生しているのです。
まず一般的なバイナリーオプションのペイアウト倍率で説明すると・・・
2回のエントリーと50%の勝率で1,800円とすると1回のエントリーに付き100円はマイナスが生じているということです。
この場合の実質的な参加費は約10%となります。
参加費が10%というのはギャンブルを含めたマネーゲームの世界では小さい方ではありません。
1回のエントリー料が1,000円として勝ったときの払戻金が1,800円とした場合では10回のエントリーで5.55回勝てば9,990円、5.56回で10,008円となります。
よってブレイクイーブン、損益分岐勝率は55.5%以上ということになります。
バイナリーは勝率が命
バイナリーオプションは一般的には1回のトレードで大きく勝つ事はありません。
(※取引内容によりますのでこの限りではありませんが)
たまたま物凄く大きく勝って負け分を帳消しにする事などは出来ない訳です。
その時その時の勝ち負けに一喜一憂しがちですがバイナリーオプションで重要なのは勝率です。
上記の勝率を下回る場合はトレードすればするほどに負け上回ればトレードすればするほど勝つということになります。
ペイアウト倍率次第でこの損益分岐勝率は変わってくるので非常に重要な数値である事を忘れてはいけません。