
今回は、私がふと思いついたバイナリー手法についてシグナル化してみたところ、シンプルな割には勝率が高かったため、記事にしたいと思います。
使うのバイナリーの定番であるボリンジャーバンド。
ボリンジャーバンドの反転は一見理に適ってはいますが、理屈ほど反転せずにブレイクして負けてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんな中でふと思いついたアイディアにを検証しました。
Contents
ボリンジャーバンドがブレイクするかしないかの瀬戸際
価格がボリバンに到達すると、一時的な反発が見られることが良くあります。
バイナリーオプションでは、ここに的を絞ってエントリーするやり方の人気が高いのですが、いざやってみるとそれほど勝率は上がりません。
「理屈上では、ボリバンの±2σに到達したら、9割くらいの確率で反発するのに・・・」と思ってしまいますが、現実はそうではないのです。
なぜなら、価格変動は正規分布ではありませんし、ボリバンの9割という数字は、あくまでもバンド内に価格がある確率を示しただけです。
しかも良く使われるボリバンの期間は20程度ですので、そんな少ないサンプル数で見事に反転を取ることができるようにはならないのです。
しかし、それでも上記のチャートのように反発する個所はあります。
それを見つけるヒントがあります。
急激な上昇・下落は一時的な反転が生じやすい
ボリンジャーバンドの±2σに到達する値動きには大きく二つに分類できます。
- 徐々に動いて到達する
- 急激に動いて到達する
大雑把ですがこの二つです。
下のチャートの左側が急激に動いて到達するケースで、右が徐々に動いて到達するケースです。
左側の方では一気に動いた足が出た次は陰線が出ていますが、右側の方で陰線があまり出ていません。
これが大きな違いです。
つまり、我々が狙いたいのは左側の急激に動いて2σに到達したケースです。
ここで逆張りをすれば、高勝率で勝てることになります。
ボリバンで逆張りをするシンプルなロジック
ここまでで、急激にバンドに到達したら、次で逆方向に進む可能性が高いことが分かりました。
では「急激にバンドに到達するってどういう動き?」という疑問が出ます。
感覚的には分かっていたとしても、シグナル化するためには明確な条件が必要なのです。
そこで考えたのが以下の条件です。
ひとつ前の足がMAより上にある
次の足が−2σにタッチしたらハイエントリー
ひとつ前の足がMAよりも下にある
次の足が2σにタッチしたらローエントリー
ここではボリンジャーバンドの真ん中のラインであるMAを基準に考えます。
「MAよりも上に領域にあったローソク足が、次の足では下のバンドに来た」という現象は急激な動きです。なぜなら、上向きから下向きに変わったわけですから・・・。
これを狙ってエントリーします。
サインの例をご覧ください。
ではこの条件に沿って作ったインジケーターのサインをご覧ください。
いかがでしょうか?
サインの数は少ないですが、精度が高いことは分かってもらえたのではないでしょうか?
しかもロジック自体は超シンプルなので、ほかの手法と組み合わせることで、より効果を発揮できます。
例えば、大きな流れが下向きの時に、下向きの矢印が出たらエントリーするなどの選別をすれば、勝率が上がります。
ボリバンにタッチしたら見境なく逆張りするのではなく、しっかりとそれまでの流れ、状況、動き方を把握した上でエントリーすると、ここまで勝率を上げることができるんですね。
このインジケーターが欲しい方は以下をご覧ください
当サイトの「バイナリーに使えるMT4インジ」カテゴリー内でご紹介しているインジケーターは、以下の商品のどちらかを購入された方に特典としてプレゼントしています。
ツールのファイルは、ダウンロードページにてダウンロードできます。
ダウンロードページでは、他にもこちらのページでご紹介しているインジケーター全てがダウンロードできます。