YouTube公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。
今回は、以下の動画で紹介してある、5分取引用の包み足を利用する手法をシグナル化しました。
Contents
包み足について
本手法ではローソク足のパターンである「包み足」を利用します。
包み足と言えば、下の図のように2本目の足が1本目の足をすっぽりと包み込む2本の足の組み合わせのパターンです。
1本目の足の高値と安値を、次の足のヒゲもしくは実体で包み込む組み合わせです。
しかし、今回ご紹介する手法における「包み足」は、ヒゲを無視した実体ベースの考え方になります。下の図のように前の足の実体部分を次の足の実体部分が包み込んでいたら「包み足」となります。
包み足を利用した手法のルール
ハイエントリー
- 実体レベルでの陰の包み足が出現する
- 陰線が3本以上連続する
- 実体レベルでの陽の包み足が出現する
- 次の足でハイエントリー
詳しく見ていきましょう
実体レベルでの陰の包み足が出現する
まずは実体レベルで陽線を次の陰線が包み込む包み足が出ることを確認します。
陰線が3本以上連続する
包み足が確定して、包み足の陰線も含めて3本以上陰線が連続します。
実体レベルでの陽の包み足が出現する
最後に陰線を包み込む陽線が出現します(これも実体レベルで)
この包み足の陽線が確定したらハイエントリーです。
その後は以下のような動きになりました。
包み足⇒陰線が3本連続⇒包み足とプロセスが多いのが特徴ですね。
ローエントリー
- 実体レベルでの陽の包み足が出現する
- 陽線が3本以上連続する
- 実体レベルでの陰の包み足が出現する
- 次の足でローエントリー
こちらも詳しく見ていきましょう。
実体レベルでの陽の包み足が出現する
まず最初に実体ベースで陰線を次の陽線で包む包み足が出ることを確認します。
陽線が3本以上連続する
包み足の陽線を含み3本以上陽線が連続します。
実体レベルでの陰の包み足が出現する
最後に陽線を陰線で包む包み足が出現します。
この条件が揃ったら、陰線が確定した所でローエントリーします。
その後の動きです。
インジケーターを使わずにローソク足のパターンだけを見る手法です。
果たして勝てるのでしょうか?
シグナル化してみた
1勝でした。
2勝でした。
1敗でした。
1勝でした。
2勝でした。
2勝でした。
2勝1敗でした。
1勝でした。
2勝1敗でした。
桂木の感想
今回は2つの包み足を利用する手法をシグナル化しました。
インジケーターを全く使わず、ローソク足の流れだけで判断するため、エントリーポイントを見つけにくいデメリットがありますが、プログラムでシグナル化すれば容易にエントリーポイントが見えてきました。
全体の優位性としてはそれなりにあるかなという印象です。
特にローソク足の動きにメリハリがある時は勝ちやすいです。
その一方で、レンジ相場でローソク足が小粒な状態が続いている時にエントリー条件を満たしても勝ちにくいです。
また、大きなトレンドの流れに従って、同じ方向のサインが出た時は勝ちやすいと思います。
ローソク足のパターンだけの手法なので、他のインジケーターと組み合わせることもしやすいですので、色々と応用の効く手法であることは間違いありません。
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