ハイローオーストラリアの取引画面の中には、「トレーダーズチョイス」と呼ばれるインジケーターがあります。
下の画像にあるように、一番左に表示されているものです。
説明書きにあるように、「トレーダーズ・チョイス」は、ハイローオーストラリアで取引している人たちが、実際にHighとLowのどちらになるか予測している割合になります。
(スマホでは利用できません)
上の画像の状態の時は、実に約9割の人たちがHighになる(上昇する)と予想しているわけですね。
このように、市場参加者の心理を読めるトレーダーズ・チョイスは、使い方次第でかなり有利な取引を進めることが可能になります。
今回は、トレーダーズ・チョイスの使い方をご紹介します。
Contents
トレーダーズ・チョイスの数字が参考になる時
トレーダーズチョイスは、あくまでもハイロー.com内のトレーダーが、HighかLowのどちらを支持しているかの統計になります。
オーダーブックのように世界中のトレーダーのポジションや注文状況を示すものではありません。
しかし、それでも他のトレーダーがどのように考えているのかが分かるのは便利な指標になります。
このトレーダーズチョイスは、非常に参考になる時があります。
それはトレーダーズチョイスの%の値に大きな偏りがある時です。
トレーダーズチョイスに偏りがある時に勝負を仕掛ける!
例えばトレーダーズチョイスのHighが30%、Lowが70%などのように、HighとLowで明らかに数字が違う時は、数字の大きい方に賭けると勝率が上がります。
下の画像は、Highが16%、Lowが84%と大きく偏っている時のトレーダーズチョイスをキャプチャーしたものです。
このように明らかに偏っている時は、優勢な方に仕掛けましょう。
チャートを見ると、しっかりとしたトレンドが出ていることが多いです。
トレーダーズチョイスに偏りが無い時は傍観すべし
逆にトレーダーズチョイスがHighとLowの両方が50%前後の時はエントリーを避けましょう。
この時のチャートの多くが、レンジ相場となっており、これから上げるか下げるかが分かりにくい状態になっています。
トレーダーズチョイス自体が多くのトレーダーの考えを反映しており、上げるか下げるかが拮抗しているということは、それだけ予測が難しい状況と言えますね。
トレーダーズ・チョイスは目線を固定するのに使える
前述通り、トレーダーズチョイスの数値がどちらかに傾いている時は、数値の多い方に乗ると勝率が上げられます。
しかし、数値の多い方に乗ったらいつも勝てるわけではありません。
あくまでも追い風が吹いているだけですから、タイミングを見極めるのが重要です。
そのタイミングの計り方として簡単でお勧めなのが、SMA20まで戻してきたタイミングです。
これはドル円5分足チャートです。
水色のラインがSMA20で、ローソク足がSMA20にタッチしたらターボ取引のLowエントリーを仕掛けていきます。
この時の場合の戦績は3勝1敗。
勝率は75%とかなり優秀です。
この手法のポイントは、MAがしっかりと傾斜をしていることを確認することです。
例えば、下のようなレンジ相場では非常に勝ちにくいです。
このチャートのMAを見てください。
多少の傾斜はしていますが、ちょっとスムーズな流れではないですよね?
このような流れは危険信号です。
(トレーダーズチョイスの値もHighとLowの両方が50%前後になっていることが多いです)
MAに傾斜が無い時は、この手法を使った取引は避けましょう。
まとめ
今回はトレーダーズ・チョイスの使い方とそれとよく合うトレード手法について解説しました。
トレーダーズ・チョイスは、HighかLowかの目線を決めるのに役立ちます。
その時の気分次第でHighかLowを決めていた人にとっては、かなり参考になる指標になることは間違いありません。
また、既に手法を持っている人にとっても、他の参加者達がどんな予想をしているのかが分かるわけですから、きっと役立つ事でしょう。