YouTube公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。
今回は、以下の動画で紹介してあるパラボリックを始めとした複数の指標でエントリーを決める手法について解説します。
ポイントは以下の通りです。
- パラボリック、RSI、ADXを利用する
- 3つの指標の条件が揃ったところでエントリー
Contents
パラボリック、ADX、RSIを組み合わせたトレンドフォロー手法で使用するインジケーター
1. パラボリックSAR (Parabolic SAR)
設定値
- ステップ:0.02
- 上限値:0.2
パラボリックSARの特徴
ドットの位置でトレンドの方向を判断するインジです。
- ローソク足の下にドット → 上昇トレンド
- ローソク足の上にドット → 下降トレンド
ドットの数が多いほどトレンドの強さを示します。
2.ADX
設定値
- 期間:14
- 適用価格:クローズ
- レベルライン:25
ADXの特徴
レベルライン25より上 → トレンドが強いと判断します。
上昇でも下降でもトレンドの勢いが強ければエントリーを検討します。
3. RSI (相対力指数)
設定値
- 期間:7
- 適用価格:クローズ
- レベルライン:70(買われすぎ)、30(売られすぎ)
RSIの特徴
70以上 → 買われすぎ、順張りでハイエントリーのサインと判断します。
30以下 → 売られすぎ、順張りでローエントリーのサインと判断します。
パラボリック、RSI、ADXを組み合わせた手法のルール
ハイエントリー
- パラボリックSARのドットがローソク足の下に出ている(上昇トレンド中)
- ADXが25以上を推移
- RSIが70以上を推移
詳しく見ていきましょう
下の矢印の出た足が確定した所でハイエントリーとなります。
ローエントリー
- パラボリックSARのドットがローソク足の上に出ている(下降トレンド中)
- ADXが25以上を推移
- RSIが30以上を推移
こちらも詳しく見ていきましょう。
シグナル化してみた
今回の手法をシグナル化してみました。
見やすくするためにインジケーターは非表示にしています。
解説通りにプログラムすると、サインが多くなります。
サインが出るのはトレンド中になるのですが、その場合は条件を満たした状態が続きます。
そのため、サインが連続することになります。
陽線や陰線が連続するトレンドであれば勝ちまくりになるわけですが、そうならないこともあります。
そこで、サインを連続させずに、一番最初に条件を満たした時にサインが出るようにしました。
それが以下です。
3勝0敗です。
7勝5敗です。
4勝4敗です。
4勝2敗です。
3勝3敗です。
桂木の感想
一見すると効率の良さそうなトレンドフォロー型の手法ですが、全体としての優位性はそれほど無いかな?と感じました。
次の足が陰線か陽線かを狙うバイナリーオプション用と言うよりは、むしろFXの方が向いているように感じます。
例えば最初のサインでエントリーして、サインが続くまでホールドするやり方なら、効率よく損小利大のトレードが出来そうです。
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