ネット上で無料で公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。
今回は、以下の動画で紹介してある、エンベロープ、ボリンジャーバンド、RSIを利用する手法をシグナル化しました。
バイナリーでは3つのインジケーター全てが逆張りで使われることが多いですが、本手法は全て順張りです。
Contents
ボリバンとエンベロープを組み合わせた手法の概要
今回ご紹介した手法は、エンベロープ、ボリンジャーバンド、RSIを使用します。
手法としてはボリバンとエンベロープのクロスした所でRSIの条件もそろえばエントリーするトレンドフォロー型の手法です。
相場に勢いが出たところで入りますので、FXでも損小利大が狙えるポイントで入ることになります。
使用するインジケーター
使用するインジケーターは以下の通りです。
- エンベロープ(SMA20、偏差は0.05%)
- RSI(7期間)
- ボリンジャーバンド(20期間、2σ)
チャートに表示すると以下のようになります。
エンベロープとは?
エンベロープ(envelope)とは、「封筒」を意味する単語で、テクニカル分析ではその名前のようにローソク足を上下から包み込むようにチャネルを表示するインジケーターです。
エンベロープの歴史は古く、少なくともボリンジャーバンドよりも前からチャーティストから利用されていました。
移動平均線を中心としてその上下に価格の何パーセントか離れたレートにチャネルを表示するため、価格の買われすぎや売られすぎが分かりやすくなる特徴があります。
これはボリンジャーバンドも同じですが、ボリバンはその時のボラティリティによってバンド幅が変わる特性がありますので、似て非なるものと考えたほうが良いでしょう。
手法のルール
ハイエントリー
- RSIが70以上を推移している
- ボリンジャーバンドの2σがエンベロープを上抜ける
この条件を満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
ローエントリー
- RSIが30以下を推移している
- ボリンジャーバンドの-2σがエンベロープを下抜ける
これらの条件をすべて満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
シグナル化してみた
では、この手法の条件を満たしたところでサインが出るようなインジケーターを作りましたのでご覧ください。
ハッキリ言って微妙です。
ボリバンとエンベロープのクロスは決して高い頻度でみられるわけではありませんし、更にはRSIの条件も付くとサインの頻度は少ないです。
しかし、その割には負けとなることが多く、優位性は弱く、わざわざこの手法を使う必要は無いかな?という印象を感じます。
チャートの見た目的には少し「お!」と思えるんですが、効果が無ければ意味がありません。
残念ですが見掛け倒し的な手法と言えるでしょう。
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