ネット上で無料で公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。
今回は、以下の動画で紹介してある、ボリンジャーバンドとCCIを組み合わせた1分取引手法をシグナル化しました。
個人的にはちょっと意外なロジックでした。
Contents
ボリバンとCCIを使った手法の概要
本手法では、CCIとボリバンを利用したトレンドフォローです。
CCIはCommodity Channel Indexの略称で、統計学の平均偏差を利用します。
簡単に言えば、価格が平均からどれくらい離れているかを示す指標ですが、移動平均線乖離率とはことなり、CCIではその時のボラティリティも反映します。
CCIとボリンジャーバンドはお互いに相性が良いと言われており、FXでもバイナリーでも良く用いられます。
しかし、それらの多くが逆張り用で使用されるため、今回のトレンドフォロー型の手法は少し異質とも言えます。
CCIとボリバンを使った手法で使用するインジケーター
使用するインジケーターは以下の通りです。
- ボリンジャーバンド(期間は12、1σ2σを表示)
- CCI:期間は12(±100に水平線を引いておく)
チャートに表示すると以下のようになります。
さて、パッとチャートを見てどんなところで仕掛けるロジックかイメージしてみてください(笑)
CCIとボリバンを使った手法のルール
ハイエントリー
- ローソク足が終値で1σを上抜く
- この際、ローソク足の上ヒゲが2σにタッチしていない
- さらにCCIが100以上ならハイエントリー
この条件を満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
ローソク足の実体が1σを上抜いている、だけど2σにはタッチしていない、と言う点が重要です。2σにタッチしていない=まだ上昇の余地があると考えられるからです。
ローエントリー
これらの条件をすべて満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
ハイエントリーと同じく、-1σを割ってはいるけど、-2σにタッチしていないことが重要です。
シグナル化してみた
今回の手法をシグナル化してチャートにサインとして表示してみました。
サインが出た足が確定した所でエントリーします。
どうでしょうか?
まぁまぁ勝てている印象ですね。
この手法はどちらかと言えばローエントリーで勝ちやすいです。
なぜなら、相場は下落時の方が勢いがあり、陰線が連続しやすいからです。
その一方で上昇の際は比較的ゆっくりなことが多いため、少し苦戦しやすいです。
また、この手法はトレンドフォローですので、他の指標や上位足を利用して、大きな流れの方向にのみエントリーすることでより勝率を上げられます。
その分だけチャンスは減りますが、堅実に勝っていきたい方は、エントリーフィルターを利用しましょう。
基本的にはトレンド相場でサインが出ることが多いですが、レンジ相場でもサインが出ることもあります。この時はエントリーを避けたほうが良いでしょう。
CCIの手法
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