3本移動平均とADXを組み合わせた手法

ネット上で無料で公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。

今回は以下の動画で解説してある3本のMAとADXを組み合わせたトレンドフォロー手法についてシグナル化してみました。

ちょっと曖昧な点も多いので、私なりに解釈を変えてみました。
桂木愛用のバイナリーツール

 

使用するインジケーター

使用するインジケーターは以下の通りです。

  • 3本SMA:20、50、70
  • ADX:パラメーターはデフォルト、40と50にラインを引いておく

このようなチャートになります。

手法のルール

ハイエントリー

 

ハイエントリールール
  1. 3本のMAが上向きのパーフェクトオーダーになる
  2. ADXが40~50の間を推移している

これらの条件を満たしたところでエントリーします。

エントリーポイントを矢印で示しました。

ローエントリー

 

ローエントリールール
  1. 3本のMAが下向きのパーフェクトオーダーになる
  2. ADXが40~50の間を推移している

これらの条件をすべて満たしたところでエントリーします。

エントリーポイントを矢印で示しました。

エントリーポイントが連続しやすいのが特徴です。
トレンドフォロー型の手法で、勢いに乗っていくタイプのエントリーですね。

シグナル化してみた

今回ご紹介した手法をシグナル化してみました。

トレンド相場ではエントリーサインが異様に出るのが特徴です。
その代わりにレンジ相場ではサインが出ませんので、動きのない所で手を出して失敗することは避けられます。

しかし、これだとエントリーポイントが多すぎますし、ダマシもそれなりにあります。

チャンスが多すぎるとストレスフルな展開になるので、改良して見ました。

改良点

手法をシグナル化して気づいた点があります。
それが、「ADXが下向きになっている時はエントリーしないほうが良いとい」うことです。

青いレクタングルの個所がADXが下降しているところですが、負けになっていますよね。

過去のチャートを検証すると、やはりADXが40~50の間にあったとしても下落している状態であれば優位性はないことが分かりました。

そこで、ADXが40から50の間を推移していて、更に上昇していたらサインが出るように変更しました。

サインが消えました。
良い感じです。

では改良版のサインの例をご覧ください。

サインの頻度が多い分、ダマシもそれなりにある印象です。
なので1分足チャートに表示させて3分取引等に使うやり方もありかなと思います。

これだけだとチャンスが多すぎるからサインを厳選したい!と思う方は、他のインジケーターを組み合わせて見るのも良いかなと思います。

使い所をしっかりとわきまえる必要がありそうです。

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