ネット上で無料で公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。
今回は以下の動画で解説してある、ADXとSMAを組み合わせた手法をシグナル化しました。
両者の特徴をよく活かした手法ではあります。
Contents
ADXとSMAのコンビで逆張りを狙っていく手法の概要
本手法ではADXを利用してトレンドかレンジかを判断します。
ADXがレンジとなっている時に、移動平均線を境にして逆張りを仕掛けます。
言ってみれば平均回帰を狙う手法です。
使用するインジケーター
使用するインジケーターは以下の通りです。
- SMA:20期間
- ADX:5期間
このようなチャートになります。
手法のルール
ハイエントリー
- ADXが38を上から下にクロスする。
- ローソク足がSMAよりも下にあり、陰線となる
これらの条件を満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
ADXが38を下回って、最初にローソク足の条件を満たしたポイントだけでエントリーします。
2回目以降のエントリーは行いません。
ローエントリー
- ADXが38を上から下にクロスする。
- ローソク足がSMAよりも上にあり、陽線となる
これらの条件をすべて満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
ハイエントリーと同じく、ADXが38を割って、ローソク足の条件を最初に満たしたポイントのみでエントリーします。
少しコンセプトが分かりにくいのですが、ADXが38を下回ったらレンジと考え、価格がMAより上で陽線が出たらレンジ上限と考えて逆張りします。
シグナル化してみた
今回ご紹介した手法をシグナル化してみました。
エントリーチャンスはそれなりに多いですね。
ただし、精度の方は少し微妙な感じもします。
ゆっくりと上昇する相場の中には、ADXが38を下回りながらもトレンドが続くことがあります。
このような相場を避けて明確なレンジ相場だけに絞れば、勝率は上がるのではないでしょうか。
そのためにも、レンジかトレンドかを定義できるインジケーターが欲しい所かなという感じですね。トレードアイディアとしては面白いですが、更なる改良は必要です。
いずれにしてもADXを使った最強手法・・・とはなりそうにありません。
ADXはあくまでもトレンドの強さを示す指標であり、トレンドが発生しているか否かを示すものではありません。
この点は要注意ですね。
ただ、何かが足らないと感じますね。
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