バイナリーオプションで勝ちやすい時間帯を解説!

今回は、バイナリーオプションで勝ちやすい時間帯・勝ちにくい時間帯について解説します。

FX市場は月曜日から金曜日まで24時間動き続けているわけですが、常に同じように動いているわけではありません。

時間が変わるごとに取引が活発になる国も変わります。

国が変わればトレーダーも変わり、それぞれの思惑によってポジションをとる方向も違ってきますし、場合によってはポジションを手仕舞う必要も出てくるでしょう。

このようなトレーダーの移り変わりも市場に大きな影響を及ぼすのです。

そこで今回は、まずは週、曜日、1日内の3つに分けて、バイナリーオプションで勝ちにくい時間帯・勝ちやすい時間帯を解説します。

勝ちにくい時間帯が分かれば、勝ちやすい時間帯も分かったようなものです。

勝ちにくい時間帯を極力避けて取引すれば、その分だけトータルの勝率は上げられます。今回の記事を参考にして、時間帯を意識して取引してみてください。

時間帯を厳選すれば、取引チャンスも減ります。
しかし、その分だけ勝率も上げられますので、「待ち」は大事ですよ。
桂木愛用のバイナリーツール

 

バイナリーで勝ちやすい週・負けやすい週

1ヵ月は約4週間ありますが、この週によっても勝ちやすい週・勝ちにくい動きをするがあります。

まず勝ちにくい動きをする週としては1週目と最終週です。

特に1週目はアメリカの雇用統計を始めとして、重要指標が発表されることもあって、市場が指標を意識して動きが固くなったり、逆に指標では大きくブレイクしてテクニカルが効きにくくなることがあります。

また、最終週はファンドなどがポジションの調整などをするため、ここでも妙な動きをしやすくなります。

特に多くの企業やファンドの決算月となる場合は、急激な動きが出たりもしますので要注意です。

これらの逆がバイナリーで勝ちやすい週になります。

つまり、月の2週目や3週目などは比較的相場が落ち着いていますので、全体としてトレンドが発生しやすかったり、テクニカルが効きやすい値動きになることが多いです。

短期で勝負が決まるバイナリトレーダーは、週についてはあまり意識しないかもしれませんが、過去の統計を取ると、意外に優位性が見つかったりしますよ。

バイナリーで勝ちやすい曜日・負けやすい曜日

1週間単位の相場の中で勝ちやすい、負けやすい曜日があります。

まず負けやすい曜日としては、月曜日と金曜日です。
月曜日と金曜日はどちらとも翌日・もしくは前日に休日を挟んでいるのが特徴です。

まず月曜日からですが、月曜日は休日明けと言うことで、多くの市場参加者が様子見に徹することが多いです。

特に前週に大きな動きがあった場合などは、休日明けの月曜日にポジションの決済が入ることが多く、値動きが限定的だったり、それまでとは違う動きになりやすいです。

また、金曜日は翌日以降が休日になりますので、ファンダメンタルズが不安定な場合は、金曜日のうちにポジションの決済等が多くなってテクニカルが効きにくくなります。

これらに加えて、アメリカやイギリスが、月曜日や金曜日に祝日になっている場合は更に注意が必要です。

月曜日や金曜日が祝日になっていても、市場自体は開いていて取引自体はできますが、そもそも相場の動きが非常に悪いです。

バイナリーは値幅を取るものではありませんが、値動きが無ければ勝ちにくくなりますので、祝日の日も避けたほうが良いでしょう。

この逆がバイナリーで勝ちやすい曜日です。
つまり、火・水・木曜日は勝ちやすい値動きになりやすいです。

過去の日足チャートを見てください。
トレンドが出ていたり、大きく動いているのは火曜日~木曜日の動きになっていることが多いです。

バイナリーで勝ちやすい時間帯・負けやすい時間帯

バイナリーで負けやすい時間帯は日本時間で以下の通りです。

  • 11時~15時
  • 19時~21時
  • 26時~翌日9時

各市場のオープン・クローズや経済指標などの関係で、取引量が増えて値動きが活発になる時間帯がある程度決まっています。

値動きが活発になるほど、チャートの値動きが見やすくなり、ロジック通りのエントリーポイントが増えます。

まず、東京時間から解説すると、午前9時ごろから東京勢が入り、9時55分に決まる仲値までは比較的よく動きます。

仲値とは、日本の銀行などが顧客に対して提示する価格のことです。
銀行でドルを購入する時はこの仲値のレートで取引することになります。

詳しくは以下のサイトが分かりやすいです。
仲値トレードの必勝法

しかし、その動きは続いたとしても11時まで。
11時から15時までは値幅の小さなレンジ感の強い相場が続くので、勝ちにくいです。

それから15時から19時ごろまではヨーロッパ勢が参入してくる時間帯です。

このロンドン時間は、全取引量の4割を占めますので、市場にもトレンドが発生しやすくなります。とくにポンドやユーロは活発に動きます。

それから19時から21時ごろまでは欧州が昼休憩に入るのでトレンドは落ち着きます。

21時からはアメリカのニューヨーク勢が入ってきますので、また動きが活発になります。
また、ここから重要指標も発表されますのでこの時間帯は要注意です。

そして24時のニューヨークオプションカット、そして25時のロンドンフィキシングまでは相場が動きやすくなります。

ニューヨークオプションカットは、通貨オプションの権利行使の締め切り時間。
ロンドンフィキシングとはイギリス版の仲値です。

詳しくは以下のリンクが参考になります。
「ニューヨークオプションカット」「オプションバリア」って何?
ロンドンフィックスでトレードする際の傾向と対策

しかし25時以降は徐々に動きが悪くなり翌日の午前9時前くらいまではレンジ的な動きになりやすいです。

以上から、バイナリーで勝ちやすい時間帯は以下の通りです。(日本時間で)

  • 9時~11時
  • 15時~19時
  • 21時~25時

バイナリーで勝ちやすいベストな時間

では、今回の記事のまとめとして、バイナリーオプションでベストな取引時間帯を公開します!

週としては第2週と第3週目で、曜日は火曜日~木曜日、これらで以下の時間帯になります。

  • 9時~11時
  • 15時~19時
  • 21時~25時

はい、1カ月のうち、たった6日しかありません。
一か月20営業日ありますので、かなり取引できる日は絞られます。

しかし、この時間帯は確かに相場が安定してテクニカルが効きやすい傾向にあります。

ガンガン取引したい人にとっては「え?少なっ」と思うかもしれませんが、逆に言えば、無駄な時間を過ごす必要がなくなります。

短い拘束時間で、最も効率よく利益を上げたい人は、上記の時間帯に絞って取引することをお勧めします。

勝つことにこだわるのであれば、取引を「しない」ことも一つの優位性に繋がるのです。
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