ネット上で無料で公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。
今回は、以下の動画で紹介してある、パラボリックSARとADXを利用した手法をシグナル化しました。
Contents
パラボリックSARとADXを利用した手法の概要
本手法では、パラボリックSARでトレンド方向を判定し、ADXが勢いづいてきたポイントで順張りエントリーします。
パラボリックSARはワイルダー氏の考案した優れた指標で、相場の勢いに応じて自動でパラメーターが変わる性質を持っています。
トレンドが強ければ強いほど角度が急になりますので、パラボリックだけでもトレンドの勢いが分かります。
パラボリックについては以下の記事が参考になります。
パラボリックSARとADXを利用した手法で使用するインジ
使用するインジケーターは以下の通りです。
- パラボリックSAR(デフォルト設定)
- ADX(期間は14)
チャートに表示すると以下のようになります。
パラボリックSARとADXを利用した手法のルール
ハイエントリー
- パラボリックSARのトレンドが上向きになる
- ADXが30を下から上にクロスする
この条件を満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
パラボリックでエントリー方向を決め、「ADXが30を抜けた=勢いづいた」と判断します。
ローエントリー
- パラボリックSARのトレンドが下向きになる
- ADXが30を下から上にクロスする
これらの条件をすべて満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
ルールとしてはシンプルです。
これで勝てるのでしょうか?
シグナル化してみた
今回の手法をシグナル化してチャートにサインとして表示してみました。
サインが出た足が確定した所でエントリーします。
1勝2敗です。
4勝1敗です。
2勝1敗です。
2勝1敗です。
1勝3敗です
2勝2敗です。
2勝3敗です。
結論としては微妙・・・でしょうか。
勢いづいたところでエントリーする理論としては間違ってはいないのですが、そうならないのが相場の難しい所。
特にトレンドフォロー型は理屈は良くても統計としてついてこないことも多々あるのが現状です。
ルールとしてシンプル過ぎますので、もう少しフィルターを入れてやる必要があると考えます。
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