ネット上で無料で公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。
今回は、移動平均線、Force Index、MFIの3つのインジケーターを使用する5分取引専用の手法をシグナル化しました。
Contents
移動平均線、Force Index、MFIを使う手法使用するインジケーター
使用するインジケーターは以下の通りです。
- SMA20
- Force INDEX(13期間)
- Money Flow Index(14期間)
チャートに表示すると以下のようになります。
Forece Indexとは?
Force Indexとは、投資苑シリーズで有名な「アレキサンダー・エルダー」氏の考案したインジケーターです。
日本語では「勢力指数」と呼ばれ、上昇時や下落時の勢いを見ることができます。
Force Indexは、価格の他にボリューム(出来高)も計算式に入っており、時間、価格、出来高の3つの次元でチャート分析をすることが可能です。
非常に画期的なインディケーターですが、使い方は簡単。
基本的にはゼロラインより上なら買い、ゼロラインよりも下なら売りと判断します。
MFI(Money Flow Index)とは?
MFIはForce Indexと同じ相場のトレンド方向を価格と時間だけではなく出来高を利用して求めるオシレーターです。
RSIと似た特徴を持っていますが、RSIは価格と時間だけが考慮されているのに対して、MFIは出来高を考慮している分、より次元の高い分析が可能となります。
MFIについては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
手法のルール
ハイエントリー
- ローソク足が20SMAを上抜けた時、Force Indexもゼロラインを上抜いている
- さらにMFIは50よりも上にある
これらの条件を満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
ローエントリー
- ローソク足が20SMAを下抜けた時、Force Indexもゼロラインを下抜いている
- さらにMFIは50よりも下にある
これらの条件をすべて満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
ローソク足がMAとクロスする時に2本のオシレーターでフィルタリングします。
シグナル化してみた
今回ご紹介した手法をシグナル化してみました。
正直なところ、今回は微妙です。
というのも、SMA20はかなり意識されやすい指標で、一度ローソク足の実体が抜けたとしても、一時的に戻ってくる可能性が非常に高いからです。
本手法では2本のオシレーターでフィルタリングをしてはいますが、それでもちょっとした戻りのおかげで負けてしまうことが多くあります。
また、サインが出る時と出ない時の差が激しいです。
サインの出やすい相場では本当に多くのサインが出る一方で、移動平均線から価格が大きく離れる強いトレンド相場ではサインが一切出ません。
使い所が難しいかな・・・・とは思いますね。
多くのインジを使っている割には、それほど精度が伴わない感じでした。
マーチン不要と書かれていますが、むしろ1マーチンした方が結果はよさそうです。(個人的にはマーチンすること自体はおススメしませんが・・・・)。まぁこの手法をわざわざ使う必要はありません。もっと優位性のある手法で取引しましょう!
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