ネット上で無料で公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。
今回は、以下の動画で紹介してある、ローソク足、2本移動平均線、RSIを使った1分取引手法をシグナル化しました。
Contents
ローソク足、2本移動平均線、RSIを使った1分取引手法を使った手法の概要
まずは手法の概要について解説します。
今回ご紹介する手法は「空中浮遊」を利用した逆張りです。
空中浮遊とは、下のチャートの矢印のある足のように、短期の移動平均線(3SMA、赤色のライン)から完全に離れた足のことを言います。
長期の移動平均線であれば、ローソク足と移動平均線が完全に離れているのはよく見られますが、3SMAのように期間の小さな移動平均線の場合、ローソク足と移動平均線が完全に離れてしまうことの方が珍しくなります。
この空中浮遊が、相場のトレンドが過熱しすぎたところで発生した時に、一時的な戻りを狙って逆張りするのが今回の手法になります。
使用するインジケーター
使用するインジケーターは以下の通りです。
- 単純移動平均線:3期間と60期間
- RSI:5期間
チャートに表示すると以下のようになります。
エントリーポイントはローソク足と移動平均線をじぃっと見る必要があります。
ローソク足、2本移動平均線、RSIを使った1分取引手法
ハイエントリー
- 3SMAが60SMAよりも下を推移している
- 3SMAよりも下で、3SMAにタッチしない陽線が確定する
- その陰線のひとつ前の足のRSIは30以下
この条件を満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
矢印を置いた個所は、3MAから完全に離れており、陽線となっています。(空中浮遊)
更にこの時は2本のMAはデッドクロスしており、空中浮遊の前の足のRSIは30以下を推移していますのでエントリーとなります。
ローエントリー
- 3SMAが60SMAよりも上を推移している
- 3SMAよりも上で、3SMAにタッチしない陰線が確定する
- その陰線のひとつ前の足のRSIは70以上
これらの条件をすべて満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
空中浮遊系は優位性があり人気の高いポイントではあるのですが、チャンスが少なく、エントリーチャンスを見つけるのも少し大変なのがデメリットです。
シグナル化してみた
今回の手法をシグナル化してチャートにサインとして表示してみました。
サインが出た足が確定した所でエントリーします。
どうでしょうか?
空中浮遊系の中でも比較的条件が厳しめのため、サインの頻度はかなり少なくなっています。
ただ、その分だけ相場の天井や底を当てる精度は上がっています。
上ヒゲの長い陰線のところでローエントリーサイン、下ヒゲの長い陽線のところでハイエントリーサインが出た時には勝率が上がる傾向にあります。
また、今回は1分足チャートを掲載しましたが、この手法はどの時間足でも有効に機能します。ですので、例えば上位足に表示してサインが出たらその方向をメインに下位足で狙っていく・・・といったFX手法でも取り入れることが可能です。
FXでエントリーする際は、少なくともリスクリワード2以上にしてやることで、より効率よく利益を積み上げていけると思います。
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