ネット上で無料で公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。
今回は、以下の動画で紹介してある、ADXとCCIを使う5分取引手法をシグナル化しました。
両者でトレンドが出ている時にのみ仕掛けるため、チャンスは多くはありませんが、その分だけ優位性があります。
Contents
ADXとCCIを組み合わせたトレンドフォロー型バイナリー手法の概要
本手法では、CCIでトレンドの方向と強さを確認し、さらにADXとDMIの方でもトレンド方向に勢いが出ている時に順張りを仕掛ける手法になります。
最近ではADXの方が有名になっていますが、実はDMIという指標の中にトレンド方向を示すADXがあります。
ADXばかりを使う手法が多い中、DMIも使うのは珍しい手法と言えるでしょう。
ADXについて詳しく知りたい方は、以下のブログが参考になります。
使用するインジケーター
使用するインジケーターは以下の通りです。
- CCI(12期間、100、-100の値にラインを引く)
- ADX(12期間、30の値にラインを引いておく)
チャートに表示すると以下のようになります。
ADXとCCIを組み合わせた手法のルール
ハイエントリー
- ADXが30を下から上にブレイクし、+DIも30以上にある
- CCIが100以上
この条件を満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
ローエントリー
- ADXが30を下から上にブレイクし、-DIも30以上にある
- CCIが-100以上
これらの条件をすべて満たしたところでエントリーします。
エントリーポイントを矢印で示しました。
ADX(DMI)とCCIはどちらともオシレーターですが、トレンドフォローに用いられることが多いのが特徴です。
両者ともトレンド方向やトレンドの勢いを判断する際に使われるため、本手法ではより相場に勢いが付いているところでエントリーするものになります。
特にADXが30を上抜けたところがエントリートリガーとなりますが、これはトレンドが進みすぎてはおらず、かと言ってトレンドが弱くもない絶妙な値です。
とてもシンプルな手法ですが、なかなか期待できそうですよ。
シグナル化してみた
いつものようにご紹介した手法をシグナル化してみました。
サインの出方を確認してみてください。
どうでしょうか?
なかなか勝てていますよね。
勝率91%とは程遠いものがありますが、トータルでは勝てる手法になるかと思います。
ロジックとしては非常にシンプルですので、これに加えてもう一つくらいエントリーフィルターを足すと、もっと高い勝率が期待できるのではないかと思います。
ちなみに、この手法で地味に縁の下の力持ちとなっているのがDMIです。
DMIもADXと一緒に30を上回っている条件が無ければ、エントリー回数はかなり多くなりますが、その分だけ勝率が下がります。
DMIはADXに隠れて存在感が薄いですが、実は使えるインジケーターです。
以前、私が出会ったトレーダーさんの中には、DMIだけで勝ち続けている人がいたのを思い出しました。
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