ネット上で無料で公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。
今回は、以下の動画で紹介してある、RCIのクロスを利用したバイナリー手法をシグナル化しました。
1分足チャートを利用して3分取引を行うための手法になります。
Contents
RCIのクロスでエントリーするバイナリー手法の概要
本手法ではRCIを利用します。
RCIとはRank Corration indexの略で、日本語では順位相関係数と呼ばれます。
これは価格と時間の相関を見た指標で、簡単に言えば時間の経過と共にローソク足の終値が上昇して入れば、価格と時間に正の相関があると判断され、RCIは上昇します。
一方で価格の経過とともに終値が下落すると、価格と時間に負の相関があると判断され、RCIは下落します。
RCIは+100~-100の間を上下するオシレーターで、3本を一緒に表示する3本RCIが主に利用されています。
RCIのクロスでエントリーするバイナリー手法で使用するインジ
使用するインジケーターは以下の通りです。
- 3本RCI(5、20、52)
RCIはMT4には最初から入っていませんのでインストールする必要があります。
3本のRCIを同時に表示するインジケーターは以下からダウンロードしてください。
チャートに表示すると以下のようになります。
通常、3本RCIの期間は一目均衡表と同じ9、26、52ですが、本手法では「5,20,52」となっています。
以下のようにパラメーターを変更してください。
尚、本手法は3本のRCIを利用するとなってはいますが、実質的には短期(9)と中期(20)の2本のみを利用します。
長期が不要であれば色を消してください。
RCIのクロスでエントリーするバイナリー手法のルール
ハイエントリー
- 下の方で短期のRCIが中期のRCIを上抜ける
この条件を満たしたところで3分エントリーします。
エントリーポイントを赤線で示しました。(長期のRCI52は非表示にしています)
RCIの値が0付近にある時は、レンジ相場になりやすく、勝率が下がります。
そこでエントリーをフィルタリングするためにRCIが下の方であるルールが追加sれ廷マス。
下落の流れから反発してきたところを狙うわけですね。
ローエントリー
- 上の方で短期のRCIが中期のRCIを下抜ける
これらの条件を満たしたところで3分エントリーします。
エントリーポイントを赤線で示しました。
シンプルなルールです。
これで勝てるか検証していきましょう
シグナル化してみた
今回の手法をシグナル化してチャートにサインとして表示してみました。
RCIの上部でクロス、下部でクロスというルールは曖昧です。
そこで今回のシグナルでは、
- ローエントリーサインの出現条件を、RCI5のクロス直前の値が-50以下
- ハイエントリーサインの出現条件を、RCI5のクロス直前の値が50以上
としました。
本手法は3分取引用なので、サインが点灯した足でエントリーした場合、3本先の足が確定した時点で価格が上昇しているか下落しているかで勝敗が決まります。
どうでしょうか?
ちょっと厳しいかな?という印象を受けますね。
ノイズ的なサインも多く、それを厳選する必要はありそうです。
元々裁量ありきの手法でもありますので、ある程度相場の流れを見た上で利用することをお勧めします。
また今回作成したインジケーターは、RCIのパラメーターだけでなく、どの値まで短期RCIが上昇・下落した後にサインを出すかの設定もできます。
下のチャートはサインの出る条件をより厳しくしたものです。
サインの頻度は減りましたが、その分だけ勝率がアップしています。
パラメーター次第で結果が大きく変わる手法ですね。
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