ハイローオーストラリアの取引方法は以下の4種類です。
- HighLow
- Turbo
- HighLowスプレッド
- Turboスプレッド
この中の「HighLow」や「Turbo」は判定時間等によってペイアウト倍率は異なるのですが、常に2倍という高ペイアウト倍率で魅力的なのが「HighLowスプレッド」や「Turboスプレッド」のスプレッド取引。
スプレッド取引は、判定レートに「スプレッド分」が加算されますので通常の取引よりも難易度が上がります。だからこそペイアウト倍率が高いのです。
・・・ということは、「スプレッド取引の勝率を上げられれば、効率よく稼げる」と言えるのではないでしょうか?
今回はスプレッド取引の勝率を上げるためのテクニックを解説します。
しっかりと頭に入れておきましょう。
Contents
ボラが広がっている時はスプレッド取引が向いている
相場にはボラティリティ(ボラ)と呼ばれるものがあります。
これは「変動率」と言われるもので、市場のレートの動きが激しいかどうかの指標として使われます。
結論から言えば、スプレッド取引で勝ちやすいのは「ボラティリティが高いとき」です。
その理由は、相場に動きが大きいほど障害となる「スプレッド」を軽く飛び越えていきやすいからです。
1日の中でボラティリティが高まるのはロンドン時間やニューヨーク時間になります。
特に15時~18時、21時~23時などの時間帯は市場の入れ替わりの時間帯で多くの市場参加者がいますので、動きが生じやすいです。
逆に言えば、東京時間のようにボラティリティが低い時間帯にスプレッド取引は向きません。
また、ボラティリティは同じ通貨ペアであっても日によって違いがあります。
日足チャートを見て、大きな陽線や陰線が出ている時はボラティリティが広がっている時ですので、その場合はスプレッド取引を積極的にやっていくと良いでしょう。
ボラティリティを客観的に見ることの出来る指標
「ボラが高い、ボラが低い」というのは主観的な見方ですが、明確な数値として把握することも可能です。
こうすれば、客観的に「いまはボラが広がってきているな」と知ることが出来ますし、一貫した取引が出来るようになります。ここでは、ボラティリティを測定することの出来るインジケーターをご紹介します。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは過去の変動から現在の変動幅を予測するインジケーターです。
具体的には移動平均線とその標準偏差を示すことで、どれだけの確率でバンド内にレートが存在するかを見ることができます。
ここで注目すべきことは、バンド幅が相場のボラティリティを示しているという点です。
市場の動きが活発となって値幅が大きくなるとボリンジャーバンドの幅も広くなります。
上のチャートをご覧頂くと明確ですが、低ボラの時はバンド幅が小さく、高ボラの時はバンドが大きく開くのです。
言うまでもなくスプレッド取引すべき時はバンド幅が開いているときです。
逆にバンド幅が狭いときはHighLowやTurbo取引をするといいでしょう。
ATR
ATRとはAverage True Range(真の平均値幅)と呼ばれるもので、チャート下に表示されるオシレーターになります。
見方は非常に簡単です。
オシレーターが上げてきたらボラティリティが上昇してきていると判断します。
逆に低い状態が続いていればボラティリティは下がっていると判断します。
注意すべきポイントは、ATRが勢いよく上昇して少し下げてきたとしても、まだボラティリティは高い状態にあるという点です。ATRは、ローソク足1本分の平均的な値幅を示すため、値が大きければ大きいほどボラティリティがあると判断します。
一度ボラティリティが拡大すると、そこから一気にボラが低下するわけではありません。ですので、まだこの時点でもスプレッド取引可能と考えましょう。
上位足のボラティリティを参考にする
スプレッド取引が有利になるタイミングを計る方法として、もう一つご紹介します。
それは、上位足を見ることです。
今回ご紹介したボリバンやATRを使って上位足を見て、ボラティリティが拡大している最中にあって、執行時間足でもボラが拡大しているのであれば、スプレッド取引を積極的にやっていきましょう。
ボラティリティを理解すれば取引の幅が広がる
ハイローオーストラリアのスプレッド取引は通常取引と比べると難易度は多少上がりますが、ボラティリティが拡大しやすい時間帯を理解して、チャートを見て客観的に判断すれば勝ちやすくなります。
また、ボラが拡大していてトレンドが出ている時は通常の取引でも勝ちやすいのは言うまでもありません。
ぜひこのテクニックを利用して勝ちまくってください!