2本の移動平均線とRSIを組み合わせたトレンド逆張り手法

ネット上で無料で公開してあるバイナリー手法をシグナル化するシリーズです。

今回は、以下の動画で紹介してある、2本の移動平均線とRSIを利用した手法をシグナル化しました。

単発勝率98%が本当かどうか、あなたの目でご覧ください。
これが本当であれば、1日350回もチャンスがあれば、ウハウハな人生確定です。まぁ、世の中そんなに甘くありません。
桂木愛用のバイナリーツール

 

使用するインジケーター

使用するインジケーターは以下の通りです。

  • 単純移動平均(5、50)
  • RSI(14期間、70、30の値にラインを引いておく)

チャートに表示すると以下のようになります。

2本の移動平均線とRSIだけのシンプルな見た目です。

バンドウォーク中に逆張りを仕掛けるバイナリー手法のルール

ハイエントリー

 

ハイエントリールール
  1. SMA50がSMA5よりも上にある
  2. RSIが30以下の値を推移している

この条件を満たしたところでエントリーします。

エントリーポイントを矢印で示しました。

2本の移動平均線がデッドクロスしている中で、RSIが30を割り込んでいたらエントリーというルールです。

移動平均線のデッドクロスは下降トレンドを示していることになりますので、そこでRSIが30以下になると、下落の勢いは加速することもありそうですが・・・・。

ローエントリー

 

ローエントリールール
  1. SMA50がSMA5よりも下にある
  2. RSIが70以上の値を推移している

これらの条件をすべて満たしたところでエントリーします。

エントリーポイントを矢印で示しました。

トレンド発生中にRSIが上限や下限に来たところで逆張りする手法と言えます。
ん?と思いませんか?

シグナル化してみた

今回ご紹介した手法をシグナル化してみました。
良くご覧ください。

トレンドが発生しているところで逆張りを仕掛けるロジックのため、勢いづいているところではサインが連続し、負けも連続しやすくなります。

インジケーターの使い所が間違っており、これで勝率98%は嘘としか言いようがありません。

そもそも、明らかにトレンドが発生している中でRSIだけを参考にして逆張りでエントリーするのは無謀すぎます。

他の指標などを組み合わせてフィルタリングをしていかなければ、まず勝てません。これは突風が吹いている中で紙を立てて風を遮ろうとするような無謀な行為です。

RSI単体で逆張りが狙えるのは相場がレンジの時です。
にもかかわらず、なぜ敢えてトレンド中を狙うのでしょうか?

私には不思議でなりません。

冷静になってロジックを考えれば、シグナルを作るまでも無いように思えます。
この手法で取引するのは絶対にやめておきましょう!

私の知る限り、単発で勝率9割越えなんてあり得ません。
高すぎる勝率で視聴回数を上げようとする人が非常に多いですのでご注意ください。
今回ご紹介した手法は優位性が全くないと判断しましたので、インジケーターの配布はありません。
バイナリーで消耗するのは終わりです

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